「うちの子、もっと運動させた方がいいかな」
「習い事、今のうちに始めた方がいいって聞くけど…」
子育てをしていると、こういう不安ってじわじわ出てきませんか?
私もそうでした。
特に子どもが小学校に入ったあたりから、なんとなく「何かやらせなきゃ」という焦りが出てきて。
そんなときに知ったのが、「ゴールデンエイジ」という考え方。
今日はそれについて、私なりにかみくだいてお伝えしますね。
ゴールデンエイジって何歳のこと?
スポーツ科学や運動発達の分野では、子どもの発育段階を大きく3つに分けて考えることがあります。
- プレゴールデンエイジ(5〜8歳ごろ)
神経系が急速に発達する時期。「動きの基礎」を育む大切な時間。 - ゴールデンエイジ(9〜12歳ごろ)
神経系の発達がほぼ完成する「黄金期」。 - ポストゴールデンエイジ(13歳以降)
筋力や持久力がぐんと伸びる時期。
なかでも注目されるのが、9〜12歳のゴールデンエイジ。
この時期の特徴は、一言でいうと——
「見たらすぐできる」「一度で覚える」
コーチに言われた動きを、スポンジが水を吸うように習得できる。
そんな、文字どおりの”黄金期”です。
でも、「今しかない!」と焦らなくていい理由
ここまで読んで、「じゃあ急いで習い事を!」と思った方もいるかもしれません。
…実は私も最初そう思いました(笑)。
でもね、少し立ち止まって考えてみると——
ゴールデンエイジに「見たらすぐできる」のは本当です。
でも、それが発揮されるのは「子どもが楽しんでいるとき」だけ。
親に「やらされている」状態では、どんなに黄金期でも、その力は開きにくい。
モンテッソーリ教育でも、アドラー心理学でも、共通して言われることがあります。
「子どもが自分から動き出すには、まず”安心”と”楽しさ”が必要」
つまり、ゴールデンエイジを活かす最大のコツは、
「早く始めること」ではなく、「子どもが楽しいと感じる環境を作ること」なんです。
「ゲームだけの生活」は、もったいない?
少し正直に話しますね。
うちの子も、放っておけばゲームをし続けます。
それ自体を否定したいわけじゃないんです。
ただ、9〜12歳という時期は、
体が「なんでも吸収できる状態」になっているわけで。
その時間のすべてをゲームだけに使うのは、
少しもったいないかもしれない、とは思います。
(「少し」というのが大事で、全否定はしたくない)
外で体を動かす、何かスポーツを経験する、音楽や工作に触れる——
そういった「体験の多様性」が、この時期の子どもには特に響きやすい。
難しく考えなくていいです。
公園でキャッチボールでも、縄跳びでも、なんでもいい。
「楽しかった」という体験の積み重ねが、のちのちの土台になっていきます。
親としてできる、たった一つのこと
ゴールデンエイジについて知ると、ついあれこれ「させたく」なる。
でも、私が大切にしていることは一つだけです。
子どもが「もっとやりたい」と思える体験を、そっとそばに置いておく。
押しつけない。でも、選択肢は作っておく。
子どもの「楽しい」というサインを見逃さない。
それだけで十分だと、私は思っています。
まとめ
- ゴールデンエイジは9〜12歳。神経系が完成に近づく「黄金の吸収期」。
- 「見たらすぐできる」力を発揮するには、子どもが楽しいと感じていることが大前提。
- 焦って習い事を詰め込むより、多様な体験を楽しい雰囲気でが◎。
- 親の役割は「環境を整えること」。子どもを動かすことではなく、動きたくなる場所を作ること。
子どもの成長って、親が思っているより、ずっと子ども自身のペースで進んでいく。
私たちにできるのは、その「ペース」を信じて、そっと伴走することなのかもしれませんね。🍡


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