子どもの自信って、スマホの充電みたいなんです|「頑張れ」より先に必要なもの

子育ての気づき・日常

子どもが元気をなくしている時。

「どうせ無理…」
「やりたくない」
「疲れた」

そんな空気を出している瞬間ってありますよね。

親としては、
なんとか元気づけたくなる。

「頑張ればできるよ!」
「大丈夫!」
「気持ちを切り替えて!」

つい、前を向かせようとしてしまう。

もちろん、
それが悪いわけじゃない。

でも最近、
子育てをしていて思うんです。

子どもの自信って、
スマホの充電みたいなものなんじゃないかって。

充電が減っている時に、無理に動かそうとしてしまう

スマホって、
充電が1%しかない時、
動きが重くなりますよね。

アプリを開くのもしんどい。

画面も暗くなる。

そんな時に、
横から誰かに

「もっと頑張って動いて!」

って言われても、
どうにもならない。

そもそも、
エネルギーが残っていないんです。

子どもの心も、
少し似ている気がします。

学校。

友達関係。

勉強。

習い事。

兄弟との比較。

怒られる経験。

失敗した記憶。

大人が思う以上に、
子どもは毎日たくさんのエネルギーを使っています。

特に、
真面目な子ほど、
外では頑張りすぎていることが多い。

家で急に不機嫌になったり、
ダラダラしたり、
「何もしたくない」と言い出すのは、

“サボり”

ではなく、

“充電切れ”

なのかもしれません。

「頑張れ」が苦しくなる時がある

親は不安になります。

「このままで大丈夫かな」
「甘やかしてないかな」
「もっと頑張らせた方がいいのかな」

私自身、
何度も悩みました。

子どもが元気をなくしている時ほど、
なんとか動かそうとしてしまう。

でも、
心が減っている時って、
正論すら入らないんですよね。

大人でもそうです。

疲れている時に、

「もっと前向きに!」

って言われると、
逆に苦しくなることがある。

子どもも同じなんだと思います。

必要なのは、
“今すぐ頑張ること”
ではなく、

“安心して休めること”

なのかもしれません。

子どもは「安心」から回復していく

ボウルビィの愛着理論では、

子どもは、
安心できる場所があるからこそ、
外の世界に挑戦できる

と言われています。

これを「安全基地」と呼びます。

つまり、
挑戦の前に必要なのは、
安心なんですよね。

・失敗しても大丈夫
・うまくできなくても嫌われない
・疲れたって言っていい
・話せなくても受け止めてもらえる

そういう空気があると、
子どもは少しずつ回復していく。

すぐに元気にならなくてもいい。

すぐにやる気が戻らなくてもいい。

まずは、
「ここなら安心できる」
と思えること。

それが、
子どもの心の充電になる。

親が“充電器”みたいな存在になれると

子育てって、
つい「行動」を見てしまいます。

勉強したか。

宿題をやったか。

頑張っているか。

結果が出ているか。

でも本当は、
その前に見るべきものがあるのかもしれません。

“心の残量”

です。

今、
この子の心はどれくらい減っているんだろう。

無理して笑ってないかな。

頑張りすぎてないかな。

そうやって見てみると、
関わり方も少し変わってきます。

「早くしなさい!」

ではなく、

「今日は疲れたね」

になる。

「なんでできないの!」

ではなく、

「最近頑張ってたもんね」

になる。

もちろん、
親だって余裕がない日があります。

毎日優しくなんて無理。

私も全然できません。

でも、
完璧じゃなくてもいい。

子どもにとって、

“たまにでも安心できる時間”

があるだけで、
回復できることってあると思うんです。

子どもに残るのは、「空気」なのかもしれない

子どもって、
意外と細かい言葉は忘れていく。

でも、

「安心できた」

という感覚は、
心に残る。

逆に、
ずっと緊張していた空気も残る。

だからこそ、
子どもに必要なのは、

立派な言葉

より、

安心できる空気

なのかもしれません。

親が全部解決しなくてもいい。

無理にポジティブにしなくてもいい。

ただ、

「ここに帰ってきていいよ」

という場所でいること。

それだけで、
子どもはまた少しずつ動き出せる。

「安心」は甘やかしではない

ここで勘違いしやすいのが、

“安心させる=甘やかし”

ではないということ。

安心って、
何でも許すことではありません。

ルールがあってもいい。

時には叱ってもいい。

でも、

「あなたの存在は大丈夫」

という土台があること。

そこがあると、
子どもは崩れにくくなる。

逆に、
不安の中だけで頑張り続けると、
どこかで心が止まってしまう。

だからこそ、
安心は甘えではなく、
挑戦するためのエネルギーなんですよね。

まとめ|親にできるのは、“安心して充電できる場所”でいること

子どもが元気をなくしている時。

やる気がないように見える時。

「どうせ無理」と言っている時。

つい、
何とかしようとしてしまう。

でも、
そんな時ほど必要なのは、

無理に前を向かせること

より、

安心して充電できる場所

なのかもしれません。

親がずっと完璧でいる必要はない。

ただ、

「ここなら大丈夫」

と思える時間を、
少しでも作れたら。

それだけで、
子どもの心はまた、
ゆっくり充電されていくのかもしれません🍡

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