子どもとの思い出というと、何を思い浮かべますか?
旅行。
テーマパーク。
誕生日。
運動会。
親になると、子どもにたくさんの思い出を作ってあげたいと思います。
僕もそうです。
「どこかへ連れて行ってあげたい」
「楽しい体験をさせてあげたい」
そんな気持ちはいつもあります。
でも最近、ふと思ったことがあります。
子どもとの思い出は、本当に特別な日だけで作られるものなのだろうか、と。
子どもが覚えているのは「何をしたか」より「誰といたか」
先日、子どもと一緒にテレビを見ていました。
特別なことをしたわけではありません。
ただ同じソファに座って、同じ場面で笑っただけです。
でも、その時間がなんだか心地よかったんです。
子どもにとって大切なのは、豪華なイベントではなく、
「お父さんやお母さんと一緒にいた」
という感覚なのかもしれません。
実際、自分の子ども時代を振り返ってみても、
旅行先の細かい内容は忘れていても、
家族で食卓を囲んだことや、
一緒にテレビを見て笑ったことは意外と覚えています。
思い出は場所ではなく、人との時間の中に残るのかもしれません。
何気ない時間こそ、親子の関係を育てる
子育てをしていると、
「もっと何かしてあげなきゃ」
と思うことがあります。
SNSを見ると、
旅行の写真や楽しいイベントの投稿もたくさん流れてきます。
すると、
「うちは大したことをしてあげられていないかも」
と感じることもあるかもしれません。
でも親子関係を育てるのは、案外そんな特別な時間だけではありません。
・一緒にご飯を食べる
・学校の話を聞く
・散歩をする
・テレビを見て笑う
・くだらない話をする
そんな日常の積み重ねが、親子の安心感を育てていくのだと思います。
アドラー心理学では、人は「ここにいていい」と感じられる場所があることで勇気を持てると言われます。
家庭がその安心基地になれば、子どもは外の世界へ挑戦していく力を育てていけます。
そして安心基地は、特別なイベントよりも毎日の関わりの中で作られていくのだと思います。
忙しい日こそ思い出は作られている
子育て中は毎日があっという間です。
仕事が終わって、
ご飯を作って、
お風呂に入って、
気づけば寝る時間。
特別なことをする余裕なんてない日もあります。
でも、そんな日でも子どもは親との時間を感じています。
「おかえり」
と言ってくれたこと。
一緒に夕飯を食べたこと。
寝る前に少し話したこと。
そんな小さな出来事も、未来の思い出になっているのかもしれません。
まとめ|今日という普通の日が未来の宝物になる
子どもとの思い出は、旅行やイベントだけで作られるものではありません。
一緒にご飯を食べること。
テレビを見て笑うこと。
散歩をすること。
そんな何気ない時間も、きっと子どもの心の中に残っていきます。
親としては特別なことができない日もあります。
でも、一緒に過ごした時間そのものに価値がある。
そう思うと、少し肩の力が抜ける気がします。
今日という普通の一日も、いつか振り返れば親子の大切な思い出になっているのかもしれません。

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