子どもが失敗して、
落ち込んでいる姿を見ると、
親も苦しくなりますよね。
サッカーでミスした。
テストで思うようにできなかった。
友達との関係で嫌なことがあった。
そんな時、
子どもがしょんぼりしていると、
「なんて声をかければいいんだろう」
って悩む。
「次頑張れ!」
と励ました方がいいのか。
それとも、
まずは黙って話を聞いた方がいいのか。
親として、
“前向きにしてあげたい”
って気持ちがあるからこそ、
迷うんですよね。
私自身も、
子どもが落ち込んでいる時、
何度も悩んできました。
でも最近、
少しずつ感じるようになったことがあります。
子どもって、
“正しい言葉”で元気になるというより、
「気持ちを分かってもらえた」
という安心感で、
少しずつ立ち直っていくことがあるんですよね。
子どもの心って、転んだ膝みたい
転んで膝を擦りむいた時。
まだ痛いのに、
「ほら立って!」
「次行こう!」
って言われたら、
ちょっと辛い。
もちろん、
立ち上がることは大事。
でも、
痛みが残っている時って、
まず必要なのは、
「痛かったね」
「びっくりしたね」
って、
その痛みを分かってもらうことだったりします。
心も、
それと似ている気がするんです。
子どもが失敗して落ち込んでいる時。
親はつい、
“立ち直らせよう”
としてしまう。
でも、
子どもの心がまだ傷ついている途中なら、
前を向く言葉より先に、
「悔しかったね」
「嫌だったね」
って、
気持ちを受け止めてもらうことの方が、
必要な時もあるのかもしれません。
「励まし」が逆に苦しくなる時もある
もちろん、
励ましが悪いわけではありません。
「次頑張ろう!」
「大丈夫!」
という言葉に救われる時もあります。
ただ、
タイミングによっては、
その言葉が苦しくなることもある。
例えば、
本人の中でまだ整理できていない時。
悔しさや悲しさがいっぱいなのに、
急いで前を向こうとすると、
気持ちが置いていかれてしまうことがあるんですよね。
大人でもありますよね。
落ち込んでいる時に、
「気にしすぎだよ!」
「切り替え切り替え!」
と言われても、
すぐには無理な時。
むしろ、
「分かるよ」
「それは悔しかったね」
って言ってもらえる方が、
少しホッとする。
子どもも、
同じなのかもしれません。
我が家のサッカーの日
以前、
サッカーでミスをして、
チームメイトから色々言われて、
帰り道ずっと静かだった日がありました。
いつもなら、
私もつい、
「次頑張ればいいじゃん!」
って言っていたと思います。
でも、
その日はなんとなく、
今は違う気がしたんです。
だから、
「悔しかった?」
とだけ聞きました。
すると、
最初は黙っていたけど、
少ししてから、
「本当はこうしたかった」
「でも焦っちゃった」
って、
ぽつぽつ話し始めたんですよね。
あの時感じたのは、
子どもって、
気持ちを整理できると、
自分で少しずつ前を向き始める
ということでした。
親が無理に引っ張らなくても、
安心して話せる場所があると、
子どもは自分で立ち上がろうとすることがある。
それを見て、
「親が全部解決しなくてもいいんだ」
って少し思えたんです。
親は正解の言葉を探しすぎなくていい
子どもが落ち込んでいる時。
親って、
「なんて言えば元気になるかな」
って考えますよね。
でも実際は、
完璧な言葉より、
・隣にいてくれること
・気持ちを否定されないこと
・安心して話せること
の方が、
子どもにとって大きかったりします。
特に、
子どもが小さいうちは、
「自分の気持ちを整理する力」
がまだ発達途中。
だから、
安心できる相手と話すことで、
少しずつ感情を整理していくんですよね。
これは、
ボウルビィの愛着理論で言われる
“安全基地”にも近い考え方です。
子どもは、
安心できる場所があるから、
また外の世界へ挑戦できる。
逆に、
失敗した時に、
「なんでできなかったの?」
「もっとちゃんとやりなさい」
だけになると、
失敗そのものより、
“否定された感覚”
が強く残ってしまうこともあります。
「失敗しても大丈夫」が挑戦する力になる
子どもにとって本当に大きいのは、
「失敗しないこと」
ではなく、
「失敗しても大丈夫と思えること」
なのかもしれません。
失敗した時に、
「大丈夫だよ」
「またやってみればいいよ」
と安心できる。
すると、
次の挑戦へのハードルが下がる。
でも逆に、
「また失敗したら怒られる」
「がっかりされる」
という不安が強いと、
挑戦そのものを避けるようになってしまうこともあります。
だからこそ、
親が作る“空気”って大事なんですよね。
子どもは、
親の言葉以上に、
親の空気を感じ取っています。
「失敗しても受け入れてもらえる」
そんな安心感があると、
また少しずつ前を向ける。
親は、
すぐ立ち直らせる人じゃなくて、
安心して戻ってこられる場所
でいいのかもしれません。
最後に
子どもが失敗して、
落ち込んでいる時。
親も、
どう支えたらいいのか分からなくなる。
励ました方がいいのか。
そっとした方がいいのか。
正解なんて、
きっと一つじゃない。
でも、
すぐ前を向かせようとしなくても、
「悔しかったね」
「嫌だったね」
って、
まず気持ちを受け止めてもらえるだけで、
子どもの心は少し軽くなることがある。
安心できると、
子どもはまた、
自分の力で歩き始める。
子育てって、
すぐ立ち直らせること
より、
「落ち込んだ時に戻ってこられる場所でいること」
が、
すごく大切なのかもしれませんね🍡


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