推奨子どもの「所属感」は一緒にいる時間から育つ|アドラー心理学×元保育士3児パパが気づいた「ひとりひとりとの時間」の大切さ

「所属感」は一緒に育つ時間から Uncategorized

息子のサッカーが増えて、娘たちとの時間が減っていた

小4の息子がサッカーを始めて8ヶ月が経ちます⚽

土日は練習や試合が増えて、息子と過ごす時間はぐっと増えました。サッカーを通じて息子の成長を感じられることも多く、一緒にいる時間は充実しています。

でも最近、ふと気づいたことがあります。

娘2人と過ごす時間が、少なくなっていた。

息子のサッカーに時間を使うことで、自然と娘たちとの時間が削られていた。意識していたわけではなかったのですが、「そういえば最近、娘たちとゆっくり遊んでいないな」と気づいたのです。

雨の日のクレーンゲーム——久しぶりの「娘たちとの時間」

偶然生まれた、ふたりとの外出

昨日は雨で息子の練習がお休みでした。しかも息子は風邪気味だったので、家でゆっくりさせることに。

そこで、久しぶりに娘2人を連れてクレーンゲームのゲームセンターへ出かけました🕹️

「どこ行きたい?」と聞くと、娘たちは即答でゲームセンター(笑)

行き先が決まれば早い。2人でさっさと準備を済ませて、嬉しそうに出発しました。

お揃いの財布と、満足そうな笑顔

ゲームセンターに着くと、娘たちはいろんな台を見て回りながら、何を取るか作戦会議。

2人が目をつけたのは、かわいいデザインの財布でした。

「これ、お揃いにしよう!」

2人でその財布をゲットして、小さな人形やお菓子も取れて、帰り道はずっとニコニコ😊

その笑顔を見ながら、私も嬉しくなりました。と同時に、こんなことを思いました。

最近、2人のこういう顔を、あまり見ていなかったな、と。

アドラー心理学「所属感」 子どもにとって「自分との時間」が持つ意味

「所属感」とは何か

アドラー心理学に「所属感」という重要な概念があります。

所属感とは、「自分はここにいていい」「自分は大切にされている」「この場所に自分の居場所がある」という感覚のことです。

アドラーはこの所属感を、人間の根本的な欲求のひとつと考えました。所属感が満たされているとき、人は安心して行動でき、挑戦したり、他者と関わったりすることができます。

逆に所属感が不足していると、子どもは「自分はここにいていいのか」という不安を感じ、さまざまな形でその不安を表現しようとします。

「一緒にいてくれる」ことが所属感をつくる

子どもにとって、「パパ(ママ)が自分のために時間を使ってくれた」という体験は、この所属感に直結します。

クレーンゲームが取れたから嬉しいのか。それとも、パパと一緒に出かけられたことが嬉しいのか。たぶん、両方だと思います。

でも、その「両方」の根っこには、「パパは私と一緒にいてくれる」「私のために時間を使ってくれる」という感覚があるのではないか。

それが、子どもに「自分はここに所属している」「自分は大切にされている」という安心感を与えるのだと思います。

きょうだいがいると、「時間の偏り」が生まれやすい

3人の子どもを育てていると、どうしても「時間の偏り」が生まれます。

今の我が家で言えば、息子のサッカーに土日の多くを使っています。息子にとっては充実した時間ですが、その分、娘たちとの時間が減るという現実があります。

きょうだいがいる場合、「一人と過ごす時間が増えると、別の誰かとの時間が減る」というトレードオフは避けられません。

だからこそ、意識的に「ひとりひとりとの時間」を確保することが大切だと感じています。

「ひとりひとりとの時間」を意識的に作ることの大切さ

「個別の時間」が子どもに伝えるメッセージ

他のきょうだいがいない「ふたりだけの時間」には、普段とは違うメッセージがあります。

「今日は、あなたのために来た」

言葉にしなくても、子どもはそれを感じ取ります。特別なイベントでなくていい。クレーンゲームで十分です。

大切なのは「あなたのために時間を使った」という事実が、子どもに伝わること。それだけで、子どもの所属感は満たされていきます。

「特別な時間」は毎日でなくていい

「ひとりひとりと時間を作る」というと、「毎日そんなことできない」と思うかもしれません。

でも、毎日でなくていいと思っています。

月に1回でも、「今日はあなたと出かけよう」という時間が持てれば、子どもは「自分は特別にしてもらえた」と感じることができます。

また、「ふたりだけの時間」は大きなイベントでなくていい。一緒に買い物に行くだけでも、帰り道に少し寄り道するだけでも、「あなたとの時間を選んだ」というメッセージは伝わります。

言葉で伝える「今日は楽しかったね」

帰り道に、娘たちにこう声をかけました。

「今日は一緒に遊べて楽しかったね」

すると「うん!またいこうね」と返ってきました。

この「またいこうね」という一言が、とても嬉しかった。楽しかったという記憶が残っている証拠だから。また一緒に来たいと思ってくれている証拠だから。

アドラー心理学では「勇気づけ」という概念があります。子どもが「自分はできる」「自分は大切にされている」と感じられるような言葉かけのことです。

「今日は楽しかったね」というシンプルな一言も、子どもにとっては「パパは私との時間を楽しんでくれている」というメッセージになります。それが、所属感をさらに深めていきます。

子どもとの時間は「意識」しないと偏っていく

忙しくなると「時間の自動配分」が起きる

子育てをしていると、時間は「気づかないうちに偏る」ものだと思います。

今回の我が家でいえば、息子のサッカーが増えた→土日は息子中心に→自然と娘たちとの時間が減った、という流れが「気づかないうちに」起きていました。

誰かを優先しようとした意図はない。でも結果として、偏りが生まれていた。

これは「忙しい家庭あるある」だと思います。習い事、仕事、家事

それぞれに時間を取られているうちに、誰かとの時間が削られていく。

「バランスは意識しないとくずれる」を知っておく

だからこそ、「バランスは意識しないとくずれる」ということを、頭の片隅に置いておくことが大切だと思っています。

定期的に「最近、それぞれの子どもとどのくらい時間を過ごせているか」を振り返ってみる。偏りに気づいたら、意識的に時間を作る。

それだけで、子どもへのメッセージが変わります。

まとめ|「ひとりひとりとの時間」が所属感をつくる

今回の記事のポイントをまとめます。

  • きょうだいがいると「時間の偏り」が自然と生まれる
  • アドラー心理学「所属感」 「自分は大切にされている」という感覚が子どもの安心感の土台になる
  • 「ひとりひとりとの時間」が「あなたのために来た」というメッセージを伝える
  • 特別なイベントでなくていい。クレーンゲームで十分
  • 「今日は楽しかったね」の一言が、所属感をさらに深める
  • 時間のバランスは意識しないとくずれる 定期的な「振り返り」が大切

雨の日のクレーンゲーム。お揃いの財布を手に満足そうに帰ってきた娘たちの笑顔が、いろんなことを教えてくれました🍡

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