「これ持っていく?」——グループ通話で始まった修学旅行準備
小6の長女の修学旅行がもうすぐです。
先日、友達とグループ通話をしながら
楽しそうに持ち物の準備をしていました。
「これ持っていく?」
「○○って必要だっけ?」
そんな話をしながら荷物を整えている。
楽しそうだなぁ(笑)
でも見ていて気づきました。
これも一つの成長だなと。
親に全部確認してもらうのではなく、
友達と相談して、自分で考えて、自分で準備する。
修学旅行って、当日だけが学びじゃないのかもしれません。
この記事では、アドラー心理学の「課題の分離」という視点から、
「準備する時間」の中にある成長の意味を考えます。
「準備する」という行為の中にあるもの
「何を持っていくか」を自分で決める力
「何を持っていくか」という問いに、
自分なりの答えを出していく。
「これは必要か、不要か」「あれはあった方がいいか」
この判断の積み重ねが、
「自分で考えて決める力」の練習です。
準備のリストを渡されて「その通りに詰める」のと、
「友達と相談しながら自分で考えて決める」のは、
似ているようで全然違う体験です。
「友達と相談する」という自立の形
「一人で全部決める」のではなく、
「友達と相談しながら決める」
これは「助けを借りながら自分で判断する」という
大切な自立の形です。
「全部自分でやる」が自立ではなく、
「誰かと相談しながら最終的に自分で判断する」ことも、
立派な自立の姿です。
「友達に相談できる」「信頼できる人に聞ける」という力も、
今回の準備の中で育まれていきます。
準備の中にある「小さな自己効力感」
「これは必要」「これは持っていく」と決めて、
バッグに詰めていく。
この「自分で決めた」という体験が積み重なって、
「修学旅行の準備、自分でできた」という
自己効力感の土台になります。
当日の「楽しかった!」の前に、
「準備、自分でできた!」という
小さな成功体験がある。
アドラー心理学が教える「課題の分離」と修学旅行準備
「修学旅行の準備」は誰の課題か
アドラーの「課題の分離」では、
「修学旅行の準備をする」のは
長女自身の課題です。
「ちゃんと準備できてる?」と口出ししたくなる
気持ちは正直あります(笑)
「あれ持った?」「これ入れた?」と
確認したくなる。
でも友達と楽しそうに相談して
自分で準備している姿を見ると、
「もうこれは任せていいんだな」と
自然と思えてきました。
「口出ししない」が伝えるメッセージ
「準備できてる?」と確認しない
この「口出ししない」という選択が、
「あなたはちゃんと自分でできる」という
信頼のメッセージを届けます。
「毎回確認される」より
「任されている」という感覚の方が、
「自分でやらなければ」という動機を育てます。
「親の課題」は何か
修学旅行の準備において、
親の課題は何か。
「必要なものリストを渡す」「環境を整える」
これが親の課題の範囲です。
「代わりに全部準備する」でも
「全部確認して指示する」でもなく、
「必要な情報を渡して、あとは任せる」
この「任せる」が
課題の分離の実践です。
「準備の時間」が育てるもの
友達との「共通の楽しみ」をつくる時間
「これ持っていく?」という会話が、
友達との「修学旅行を楽しみにしている気持ち」を
共有する時間になっています。
準備を通じて「一緒に行く」という
ワクワクを友達と共有している
アドラーが言う「共同体感覚」
一緒にいる、つながっているが、
準備の段階からすでに育まれています。
「当日への期待」が積み重なる時間
「あれを持っていこう」「これを試してみよう」と
考えている時間は、
当日への期待を積み重ねていく時間でもあります。
「準備している時間も、修学旅行の一部」
この感覚が、当日の体験をより豊かにしていく気がします。
「自分で準備した旅行」という誇りの土台
自分で準備した修学旅行は、
「親に全部やってもらった旅行」とは
少し違う体験になります。
「自分で決めて、自分で準備して、自分で行った」
この「自分で」という感覚の積み重ねが、
「また自分でやってみよう」という
次の自立への土台になっていきます。
小6という時期の「修学旅行」の意味
小学校最後の大きな行事
小6にとって修学旅行は、
小学校生活の最後の大きな行事のひとつです。
「最後の修学旅行」という特別さが、
準備している姿をより輝かせて見えます。
「この学校のこのクラスのメンバーで行く、最初で最後の旅行」
その特別さを、子ども自身もどこかで感じているのかもしれない。
「友達と泊まる」という初めての体験
親と離れて、友達と泊まる体験
これは子どもにとって「自分で過ごす」という
大きな自立体験でもあります。
「親がいなくても大丈夫」という体験が、
この先の自立の自信になっていきます。
親が「送り出す」という関わり
修学旅行は、親が「行ってらっしゃい」と
送り出す旅行です。
一緒には行けない。
全部は見えない。
でも「しっかり準備して行ってきてね」と
信頼して送り出すことが、
親にできる最高の関わりかもしれません。
準備している時間から、修学旅行は始まっている
「これ持っていく?」「○○って必要だっけ?」
友達とグループ通話しながら楽しそうに準備している長女の姿が、
「修学旅行って当日だけが学びじゃない」と教えてくれました。
親に全部確認してもらうのではなく、
友達と相談して、自分で考えて、自分で準備する
その時間の中に、「自分で判断する力」と
「友達と一緒に楽しみをつくる力」が
すでに育まれていました。
アドラーが言う「課題の分離」
「修学旅行の準備は長女自身の課題」を
自然に実践できたのは、
「友達と楽しそうに相談している姿を見たから」でした。
準備している時間から、もう修学旅行は始まっている。
楽しんできてね😊🍡


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